【会社紹介】SQUEEZE、note始めます!
はじめまして、株式会社SQUEEZE(スクイーズ)広報チームです。
私たちはこれからnoteを始めることにしました。この初回の記事では、私たちの会社紹介とnoteで発信する概要についてお届けいたします。
SQUEEZEのミッションは、テクノロジーを使って「価値の詰まった社会を創る」ことです。私たちは、宿泊業界のアップデートや新しい街・社会を創造するオペレーション・テック企業です。
このnoteでは、当社が目指す世界観や、取り組み事例、これからの宿泊施設や空間のあり方について、いろいろな社内メンバーからの発信を交えながらお伝えしていきたいと思います!
■ SQUEEZEってどんな会社?
SQUEEZEでは、宿泊施設におけるゲストや運営スタッフの時間と施設の空間に付加価値を提供し、宿泊・不動産業界のアップデートを行っています。
ゲストが予約する場面こそオンライン化が進んでいますが、フロントでのチェックインや清掃の管理など、まだまだアナログ業務が多い宿泊業界。新型コロナウイルスの流行もあいまって、早急な業務改革が求められています。
私たちは、大幅な固定費がかかるホテル経営の仕組みをテクノロジーで改善し、非接触・非対面をベースとしたスマートオペレーションの提供や、今まで収益化できなかった小さな物件でもホテル運営を可能にするなど、新たな空間利用の価値を創造しています。
<事業1:自社ブランドのホテル運営>
「Minn」「Theatel」というブランドにて、自分たちでホテルを運営しています。大手企業をはじめとする物件オーナーからの委託がメインで、全国9カ所で展開しています。自社ブランドの他にも、オーナーのブランドでも複数棟の運営受託を行っております。
<事業2:クラウド運営ソリューションの提供>
宿泊施設をクラウド運営管理できる自社開発のシステム「suitebook」や、カンボジアにある子会社を活用した、クラウド型のコンシェルジュサービスを提供しています。またモバイルチェックインシステムも備えて、コロナ禍で無人化・省人化を進めたい企業に広く活用されています。
<事業3:DX推進コンサルティング>
近年は、これまで培ってきた施設運営ノウハウやIT技術を生かして、物件オーナーや運営会社のDX推進を支援する機会が増えています。IT周りだけでなく、事業戦略や組織再編なども運営現場とも一体となり推進しています。
自社によるホテル運営(事業1)とプロダクト・ソリューション(事業2)の掛け合わせによって、オペレーションとテックを高速で改善していけること、またそれにより蓄積された運営ノウハウや戦略手法を直接提供できること(事業3)が、他社にはない強みになっています。
■ 宿泊業界の現状
新型コロナウイルスの影響で2020年以降インバウンドの需要が消失し、国内旅行もまだまだ回復には時間がかかるため、宿泊業界は窮地に立たされています。経営状態の悪化を受けて、休業や倒産する企業も増えてきました。一方で、これを機に事業構造を見直したり、運営の仕方を一新するなど、このタイミングをチャンスと捉えて変革を起こす企業も出てきています。
レガシー化が進んでいる宿泊業界は、まだまだ従来型のアナログ業務が多く、テクノロジーによる改善の伸びしろがたくさんあります。この局面でホテル業界の方々の意識も大きく変わり、業務効率化、非接触・非対面オペレーション、省人・無人化などの取り組みが今まさにトレンドになっています。さらに、新しい技術や他の業界とのデータ連携なども求められており、DXに本気で取り組む企業も増えてきました。
私たちにも以下のような問い合わせが日々舞い込み、まさに業界の変曲点にきていると感じています!
・固定費を抑えるために、オペレーションを効率化したい
・新型コロナ対策として、フロント業務を非対面・非接触で運用したい
・リピート率を上げる施策を打つために、顧客データを活用したい
・DXをしたいけど何から着手していいかわからないので、サポートがほしい
このような課題を解決し、業界をアップデートしていくため、多くの企業と協業しながら日々活動しています。
■ SQUEEZEの目指す世界観
私たちSQUEEZEは、『空間と時間の可能性を広げるプラットフォームになる』という企業ビジョンを掲げています。ホテル経営を取り巻く課題は、「アナログなオペレーション」「家賃や人件費率が高い収益構造」「パッケージ型PMS等による機能やシステム連携への柔軟性の不在」などが挙げられます。
PMSとは、Property Management Systemの略で、ホテルのオペレーションシステム(運営基幹システムのようなもの)
SQUEEZEでは、ホテル運営業務を機能別に整理し、コア業務(収益や顧客満足に直接つながる業務)とノンコア業務(ITなどで置き換えが可能なプロセス業務)に分解して、ノンコア業務は徹底的に見直しを行い効率化やシステム化を推進しています。その結果、遠隔でも対応できる仕組みにすることができ、実際に当社の運営する施設ではフロント業務のほとんどをカンボジア子会社のコンシェルジュメンバーが行っています。このおかげで現場のメンバーは、戦略や集客などのコア業務のみに注力できるようになりました。
このようなクラウド型の運営の仕組みを、ホテル業界で広めていきたいと思っています。そして今まで収益化できなかった小さな物件でもホテル運営ができるようになるなど、新たな空間価値の創造を目指しています!
<参考>
・コア業務(収益や顧客満足に直接つながる業務)
→ 戦略・マーケティングなど
・ノンコア業務(ITなどで置き換えが可能なプロセス業務)
→ チェックインや予約管理、問合せ対応など
■ このnoteで発信していくこと
このnoteでは、SQUEEZEがこれまで取り組んできた自社のプロダクト・ホテルブランド開発のストーリーや、さまざまな企業とのDXの取り組み、そこから発展した街づくりなどの事例をお伝えしていきたいと思います。
また、SQUEEZEってどんな会社? これからの宿泊業界はどうなるの? などといった疑問にもお応えできるように、メンバーからのメッセージをお送りしたいと思います。
お楽しみに!